リーズナブルに注文住宅を建てるテクニック

リーズナブルに注文住宅を建てるテクニック

リーズナブルに注文住宅を建てるコツとして、やはり大切なのは業者選びです。宣伝費や人件費をかけているハウスメーカーは工費が高めです。自社にお抱え大工もいる工務店であれば、比較的安値での工事が可能でしょう。相見積もりをして慎重に業者は選びたいものです。 またいろいろと使う建材で、費用はかなり違ってきます。木材でも種類によって価格が異なります。リーズナブルに仕上げたいのであれば、材料もしっかり比較することが必要です。使いたい建材が高値の場合、低価格の材料を施工方法によって似たように見せることもできます。例えば漆喰壁は高いですが、塗料を漆喰調に塗る方法があります。アンティークの建材も、似ている建材を使えば安く出来上がるでしょう。施工方法を工夫することで、安くすることは十分可能です。 注文住宅は工夫次第で工費は安くなります。いろいろと提案力のある業者に出会えるかどうかが鍵を握っていると言えるかもしれません。

注文住宅の建築費用の内訳について理解しよう

注文住宅を予定している方の中には、お金がどれくらいかかるのか、心配になってビクビクしているケースがあるかもしれません。まずは注文住宅に必要な建築費用の内訳を理解して、慎重に資金計画を立てることが肝心です。注文住宅の建築費用のうち、全体の約7割以上を占めると言われるのが、建物本体の建築工事費です。この部分では設計料をはじめ、仮設工事や基礎工事に関する費用、内外装や空調の工事費など、建物部分に直接関係する範囲が該当します。次に総費用全体の約2割以上を占めるのが、付帯工事費です。門塀や庭あるいは駐車場などの外構部分、水道管やガス管を敷地に引き込むインフラ設備の部分、カーテンやエアコンなどの内装設備、さらに地盤調査や土地改良など、建物以外の範囲に関係する工事費用が該当します。そして意外と見落としやすいのが、諸費用です。総費用の約1割程度に過ぎませんが、工事請負契約や住宅ローン契約の際に必要な手数料や印紙代、所有権保存登記や抵当権設定登記など登記手続きで必要な、登録免許税および司法書士への報酬、住宅ローン加入の必須条件となり得る火災保険や団体信用生命保険料といった各種保険料、さらに建物完成後の不動産取得税や固定資産税の支払い等、細かく複雑な費用項目なので注意が必要です。